破局前夜が新生前夜となる
戦争前夜が解放前夜となる
その希な望みを、私たちは棄てない。

特定非営利活動法人 前夜
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06/9/12   English  Korean
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季刊『前夜』8号 (2006年7月1日発売) 好評発売中!

特集 「格差社会」の深層

●前夜のことば

高和政  苛立ちのなかで

●エッセイ

川満信一  吃音のア行止まり

高橋哲哉  敵は幾万ありとても……

●特集 「格差社会」の深層

中西新太郎  「格差社会」論は何を見ないか

前夜公開セミナー

竹内章郎 聞き手・中西新太郎  〈能力の共同性〉をもとめて

小野祥子  *読書ノート『いのちの平等論』を読む

●インタビュー

金夏日 聞き手・高和政  われは黙(もだ)さず 在日朝鮮人ハンセン病回復者のうた

 *金貴粉  *解題 在日朝鮮人とハンセン病

●再読・三読

朴湘錫 (解題 金貴粉)  外国人H氏病患者の所内における生活実態について

●インタビュー

劉彩品 聞き手・鄭栄桓  私は「反日」と言ってはばからない 七〇年入管闘争の経験から

 *鄭栄桓  旅券なき者たち 東アジアにおける移動の「格差」について

●論考 

山口正紀  メディアがジャーナリズムであるために「記者の問題」として考える「メディアと人権」

寺中誠  「反テロ」を口実に広がる差別的な国境政策

清末愛砂  〈人身売買〉考察 奴隷状態に置かれてきた女性たち

飛幡祐規  みんなで夢をReve generale フランスのCPE闘争がもたらしたもの

戸室健作  製造現場における暴力と排除 トラック製造会社の請負労働者として

大森直樹  「産業・教育資料室 きねがわ」のめざすもの 東京墨田の人権教育の試み

●前夜書評

趙慶喜  『解放前後史の再認識』1・2 朴枝香・金哲・金一栄・李栄薫 編著

池田逸子  『ジプシー・ミュージックの真実』 関口義人 著

浅野麗  『資料 日本ウーマンリブ史』Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ 溝口明代・佐伯洋子・三木草子 編

●前夜映画評

山内小夜子  『出草之歌』 監督 井上修

佐々木有美  『サクリファイス』 監督 E・アンドレオリ W・チェルトコフ

         『ポイズン・ダスト』 監督 S・ハリス

清末愛砂  『アルナの子どもたち』 監督 ジュリアノ・メール・ハミス

●前夜リレーエッセイ

安里英子  ヤボネシア論と反復帰論の現在

●前夜インタビュー

ジュヌヴィエーヴ・フレス 聞き手 金富子 フェミニズム 理論と実践の間で

金東椿 聞き手 須永陽子  民衆と社会変革への省察 韓国・過去清算の現場から

 *李昤京  「沈黙」を破って

●世界の文化運動から7

清末愛砂  「新しいメディアと社会変革」をめぐって香港で国際会議

●エッセイ

ピーター・バラカン  今日の魂(ソウル)を求めて ピーター・バラカンの語るソウル・ミュージック39曲

●連載

鎌倉英也  ゲンナの頬に「雨」が降る チェルノブイリ汚染地域を旅したクルー ドキュメンタリー・カメラの背後7

中野敏男 「方法としてのアジア」という陥弄 「日本の戦後思想」を読み直す7

宋連玉  歴史の証言者から「魔女」と化した「慰安婦」たち 近現代を生きた朝鮮の女性たち8

実村文  ハンス・マグヌス・エンツェンスベルガー 「審判の日」忘却に抗うために―世界の詩を読む⑥

君塚仁彦  水俣病歴史考証館 東アジア・歴史を逆なでする博物館7

中野英世  カメラマン中野英世の1シーン、1カット8  『ガータ パレスチナの詩』

金惠信  植民地主義のイコン7 

●小説

陳映真 訳・丸川哲史、橋本恭子  趙南棟 第三章 趙慶雲  第四章 趙南棟

ガッサーン・カナファーニー 訳・解題 岡真理  悲しいオレンジの実る土地

目取真俊  眼の奥の森 第8回


●前夜ブックガイド 「ことばと差別」

●前夜映像ガイド 「セクシュアリティ・ジェンダー」